今回は文学談義を一休みして、山陰鳥取に出現したアザラシの「コヤちゃん」のことを紹介します。全国にまだあまり知られていないと

コヤちゃんアザラシ

思うからです。 あの世ならぬ、この世から、珍しくもこの山陰の地でアザラシが出現しました。3月7日あたりから、目撃されはじめました。しかもそこは「池」なんです。池としては日本最大の 「湖山池」にです。池なのですが海跡湖で元は海の入り江、湾だったところが自然にせき止められた池です。海と池の間には水門が設けられていて最近では海水を入れて調節しているようです。その為なのか、海の動物アザラシがこの水門をくぐって池に入り込んだのだと思われます。しかも、日本海側での出現はめずらしいのではないだろうか?
 
 地元の新聞によると、あざらしの種類は「ワモンアザラシ」だそうで、この種は北海道のオホーツク海に多く分布しているのだとか。現れたアザラシは体長が約1メートルあり、子供のアザラシらしい。親とはぐれた子供なのだ。早速、湖山池の名をとって「コヤマみどり」と名づけられました。山陰では越冬野鳥の飛来は珍しくないのですが、アザラシは珍客です。

 地元ケーブルTVが撮影した動画をとくとご覧あれ!−>

http://www.nnn.co.jp/sp/movie/news/130310/20130310013.html